No.1調査の進め方と考え方(1) 調査の内容や動機

No.1調査ってどんな内容

No.1調査とは、自社の製品・サービスが競合する製品・サービスと比べたときに、なんらかの点で1位になることを証明する調査である。

例えばどんなNo.1があるかというと、

  • シェアNo.1
  • 契約者数No.1
  • 売上No.1
  • 満足度No.1
  • 速度No.1
  • リピート率No.1 等々

製品やサービスがNo.1になる要素は他にも多くある。

一部のNo.1調査については2023年~2024年に 消費者庁が 問題視し、行政処分や調査報告書を出したことから話題になった。日本マーケティング・リサーチ協会もガイドラインや提言を出している。No.1調査の課題は別途記載する。

世界初調査、日本初調査もある

わたしは、類似の調査として、世界初調査、日本初調査があると考えている。ある製品・サービスが世界(また日本)で初めて提供された、ということを証明する調査だ。
製品・サービスを提供するときに、他に先駆けて提供しているという新進性を訴求できるメリットがある。
あるいは過去にさかのぼり、あの時初めてこの製品・サービスを提供したのは我が社です、といったことを証明できると、その分野での権威が高まる。
調査する側からすると、過去にさかのぼって証明するのは結構難しい。

No.1調査をする理由

企業がNo.1調査をする動機はいくつかある。

わたしの印象では、

  1. シェアが大きい方が有利なサービスではNo.1とうたうことでユーザーが集中しやすい
  2. 製品・サービスが複雑で説明しづらい場合、No.1はユーザーにわかりやすい
  3. 自社の製品・サービスの特徴をわかりやすくユーザーに伝えたい
  4. 会社の代表者が「No.1になりたい」「No.1にちがいない」と思っている 

といったところが多い。

あくまで私の考えだが、1は売り手と買い手のマッチングサービスやプラットフォーム的なサービスが多い。2はあまり一般的ではない、知られていない製品・サービスの場合が多い。3はよく知られていて競合が多い製品・サービスで、自慢の機能や長所を打ち出したいときが多い。4は代表者が一番が好きというケースである。

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