国勢調査あれこれ(3) 公表された紛失の数

国勢調査での調査員証・個人情報紛失

意識的にみているせいか、国勢調査の調査員証や個人情報が記載された調査関係資料、調査票が紛失したというニュースを何度か目にしている。結構多いのかな、と思って自治体の公表やニュース記事から整理してみた。紛失を公表した後で、見つかったという記載もある。

紛失について公表またはニュースになった市区町村数

自治体公表資料、ニュース等をもとにかきかねや作成(2025年10月20日現在)

一番多いのは調査員証の紛失で、かたり調査などに利用されるかもしれないので注意してください、という記載が公表資料にある。
調査区要図、世帯一覧というのは、調査員をやったことがある人や関係者はわかるのだが、自分の分担地域の地図とそこに住んでいる世帯を整理した一覧表である。世帯一覧は1枚当たり25件まで記載できるので紛失した枚数が多いとその個人情報も多くなる。調査票紛失は4件。
調査対象者の紛失という点では15の市区町村が該当している。日本の市区町村数を1,741とするとわずか0.9%。

日本の市区町村(1,741)の中の紛失について公表またはニュースになった市区町村は0.9%


全ての紛失を把握できたわけではないし、調査はまだ続いているのでこれからもっと出てくるかもしれないが、約60万人の調査員が活動する全国的な調査で紛失がこの程度の件数というのは、個人的には素晴らしいと思う。調査員や国や市区町村、関係者の成果だろう。
また、短期間の調査にも関わらず市区町村が紛失を素早く公表しているということにも感心した。

以下は調べた市区町村とその公表データである。
つくば市の( )内は件数。URLがないのはニュースの記載はあったが自治体のHPでは探すことができなかったため。

調査員証(26市区町村)

調査区要図、世帯一覧、その他付箋など(11市区町村)

調査票(4市区町村)

コメント